illustration memo
2010/07/10
犀
ドイツの画家アルブレヒト・デューラーの「犀」。この作品は、本物の犀を見ずして描いた傑作であり、その創造性が魅力の木版画。似ているとか似ていないとか、そういう判断は無粋な作品。ヨーロッパでは、18世紀になった時でも、この絵は本物の犀を描写していると信じられていたそうです。
昔、動物園で犀を見た時、その皮膚に驚いたことがある。黒光りしたそれは、不思議と生気を感じさせないものだった。まるで彫刻のような美しさ。
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